消防設備士 資格試験

現役の消防設備士が解説!年収を上げるためのキャリアプラン例【求人】

消防設備士 年収

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強欲な青木
消防設備士として働いているんだけど、全然 “年収” が上がらない…これから一体どうすればいいの!?
キャリアパス(成長の道筋)が描けていないことが年収の上がらない原因の一つかもね、プラン例を紹介しましょう。
管理人

 

以下に掲げる年収目標を達成する為に、どの様なキャリアプランを描いて仕事に従事すればいいかを本文に記していきます。

入社年ごとの年収目標例

  • 初級(消防設備士1~3年目)‥年収200~300万円
  • 中級(消防設備士3~5年目)‥年収300~500万円
  • 上級(消防設備士6年目以降)‥年収600万円~

以下の読者を想定します。

  • 消防設備士になりたてのキャリアで悩む初心者
  • キャリアアップしたい中堅の消防設備士
  • 仕事に飽きてきたベテラン

 

年収は、ほぼ「どの業界に属しているか」で決まります。

ピザタマスケ
ピザタマ王
例えば「ピザ屋の店長なら年収◯◯◯万円!」みたいな感じで、ボロ儲けしたりジリ貧になるといっても振れ幅には限度があります。
ただ、その業界の中で「どの様な仕事をし、ポジションを確立するか‥」によって年収を上げることも可能でしょう。
管理人
成金タマスケ
成金タマスケ
比較的年収の低い業界でもビジネススキルを培うことができれば、業界を横断した転職で年収のベースアップも図れるかと。
この消防設備業界という市場は “ボロ儲け” という状態は期待しづらいですから、もし稼ぐことに仕事の重きを置くなら尚更キャリアプランは意識すべきですね。
管理人
参考
消防設備士 転職市場
現役消防設備士が語る転職市場のリアル|年収が上がる転職先はある?

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消防設備士が年収を上げるためのキャリアプラン例

◎ 初級(入社1~3年目)‥年収200~300万円

消防設備士-入社後3年以内

まずは資格を取ろう!

まずは、実務で必要となる資格試験を全てパスしましょう。

参考
消防設備士以外に取るべき資格3つ
消防設備士が消防設備士以外に取るべき資格ランキング|プロが解説!

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消防設備士として働くに際して「消防設備士の免状」を持っていなければ『アンタ、消防設備士ちゃうで!』って話になります。

強欲な青木
もっとも手っ取り早く年収UPさせる方法として、資格手当を貰うことが挙げられますね。
あと、資格試験の勉強で “予習” ができていれば、同じ現場業務に日々携わるにしても『(あ…コレこういう事だったのか!)』と合点が行く瞬間が幾度となく訪れるので、吸収力が段違いです。
管理人

弊社については資格手当が毎月支給される為、単純に早いうちに資格を揃えていれば “得” というルールです。

管理人の場合

管理人は駆け足で、以下の免状をGETしていきました。💮

 

現場をリードできる人物になる

実務面では、自分が “アタマ” になれる現場が一番成長できるでしょう。

飛脚タマスケ
飛脚タマスケ
チャンスがありそうなら『やります!』ってな具合で手を挙げて、分からない部分があれば上司や先輩にアドバイスを求める‥という方法だと爆速で成長できます。
若手でも現場を収める経験を踏ませて頂ける会社だと、グングン自力を伸ばせるので環境選びも大事になってきます。
管理人

 

実務に慣れたら新しいチャレンジを!

管理人の場合は実務に慣れてきた辺りで、業務の合間にコツコツと弊社に偶然なかったホームページを作成し、ちょくちょく当ブログを更新し始めました。

参考
【同業者は必見!】(株)防災屋HPを「jimdo」で作成した理由は?

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キングタマスケ
KINGタマ
当時は、現場での労働から得られる “一次情報” を消防設備業界では発信する文化が少なかったことが絶好の機会でした。
特に大阪市内での民泊ブームの波に弊社ページが乗った事もあり、比較的早い段階でページ由来の売上が得られたのはラッキーでした。
管理人

 

初級(入社1~3年目)をまとめると‥

  • まず資格とろう!
  • アタマで現場を収めて成長しよう!
  • 実務+αで価値が出せるポイントを見つけよう!
施工管理ネコ
施工管理ネコ
‥って感じですかね。
若手の皆さま、他の悩み等ありましたら下のコメント欄に書いて頂ければ100%返事します。
管理人

 

◎ 中級(入社3~5年目)‥年収300~500万円

消防設備士-キャリア

チームで成果を出す

入社3年目以降で初級が一通りクリアできていれば、少なくとも「1人分」の役割は組織の中で果たせている状況のはずなので、次のステップに進みます。

具体的には、リーダーとして自分が組織を引っ張っていく様な動きをする事で、その部署・チームにおける成果の総量を上げるという役割を担います。

化学タマスケ
化学タマスケ
この1人分だと60点だけど、チームで力を合わせると皆が90点になる!』って化学反応が、組織で仕事をする醍醐味であり価値が高まる部分となります。
ただ一つ管理人も失敗した事があって、皆さまにも注意して欲しいことがあります。
管理人

管理人が3年目に失敗したこと

  • 所属する組織の方針として「保守」が求められるのか、それとも「革新」を求められるのかを見極めてから行動できていなかった。
強欲な青木
つまりアンタ、会社のニーズも把握せんまま突っ走って‥組織に求められていないのにスピード感を持ってガンガン変えていてしもたワケか。
ハイ‥これするとメチャクチャ反発が起こる上に『いらん事すんな。』って話になって、自分の評価も上がらないという全然良くない状況に陥る可能性があります。
管理人

 

リーダーシップとマネジメント

部署や課といったチームを率いる “長” の仕事は大きく以下の2つが挙げられます。

チームを率いる役割2つ

  • ☑ リーダシップ‥集団を一定の方向(ビジョン)に導く影響力
  • ☑ マネジメント‥仕組みやルールを用いて、混乱した組織に秩序と効率をもたらす働き
強欲な青木
もちろん、進行方向となる「集団を一定の方向(ビジョン)に導く」為のリーダシップを持って物事に取り組むってのは大切なんですけども。
それを組織が求めているかどうかを確認してから進まないと、マネジメントが難しくなって結果的に非効率になるケースがあるって話ですね。
管理人
強欲な青木
(役職に就いたばかりだと、肩に力も入っちゃいますよね。)
今になって思えば “無駄” や “自爆” を幾度となくやっちゃってました。
管理人

 

中級(入社3~5年目)をまとめると‥

  • ☑ プレイヤーできたらリーダーしてみよう!
  • ☑ リーダーシップの型は組織に併せよう!
泥棒タマスケ
泥棒タマスケ
次世代には管理人と同じ地雷を踏まない様に、何とか教えたい気持ちでいっぱいですわ。
僭越ながら、コメント欄でも悩み相談を受け付けます。
管理人

 

◎ 上級(入社6年目以降)‥年収600万円~

タマスケ-ソーシャルディスタンス

業界全体の利益を志向

組織内でリーダーシップを発揮して成果を収める中級の内容も継続しつつ、上級としては業界全体の利益となって結果的に消防法第一条〔目的〕でも謳われている「社会公共の福祉の増進」が達成される様な動きを志向したいところです。

管理人が消防設備士として現場作業をしている際に、社員の口からも聞いた話が以下の通りです。

『これ、お客さん使えへんよなぁ‥』

 

 

火消しタマスケ
火消しタマスケ
実際に「屋外消火栓の遠隔起動ボタンが押されずに放水できない」や「救助袋の展張方法が分からず避難できない」といった事例が起こってますね。
スプリンクラー設備自動火災報知設備は “自動” ですが、屋内消火栓避難器具建物の利用者が適切に取り扱う事で効果が得られるものになるでしょう。
管理人

使用方法を確認する機会を何とか日常に潜り込ませて周知することで価値が何倍にも高まるのです。

 

インバウンドマーケティング

ちなみに管理人が取り組む発信はインバウンドマーケティング(見込み客を呼び込んで受注に繋げる)といって、弊社に利益をもたらす役割を果たしています。

インバウンドマーケティングとは‥ブログやニュースリリース・動画などのコンテンツをWebで公開し、検索エンジンの結果ページに上位表示されたりソーシャルメディア(SNS)で共有・拡散されるような取り組みをすることで、見込み顧客に見つけてもらい、自社やその商品・サービスに興味を持ってもらえるように仕掛けるマーケティング手法のこと。

正義タマスケ
正義タマスケ
インバウンドマーケティングを通して、例えば消防用設備等の使い方が周知されて本来の役割を果たすことができる‥といった様に「消防設備業界全体にとってもプラスになるという効果も狙ってるんですよね?
はい。お陰様で、そんな狙いを感じ取ってくれた方々に弊社で共に働く仲間として加わって頂けるようになり、以前と比較すると格段に良い組織となってきているというのが現在でしょうか。
管理人

インバウンドマーケティングの成果

あのオーム社さまの “電気と工事” で連載記事も担当させて頂けており、それがキッカケで乙種4類消防設備士を指導する外部講師として教壇に立つ機会も頂いております!

 

上級(入社6年目以降)をまとめると‥

  • ☑ 組織の利益も考えつつ、業界全体の為になる仕事をしよう!
ピエロ
ピエロ
消防設備業界にヒトを惹きつけて少しでもマシな状態で次世代にバトンを繋げる為、ピエロにでも何でもなってやろうと思ってます。
(※情熱には個人差があります)
管理人

 

◎ まとめ

  • 【年収200~300万円】消防設備業界への入社1~3年目は「資格試験合格・免状取得」に注力して実務の “予習” をし、自分が “アタマ” になれる現場が一番成長できるのでチャンスがありそうなら『やります!』ってな具合で手を挙げてはアドバイスを求めて、現場を収める経験を踏めばよかった。
  • 【年収300~500万円】消消防設備業界への入社3~5年目は「1人分」の役割だけでなく、その部署・チームにおける成果の総量を上げるという役割を担うべきであったが、所属する組織の方針として「保守」が求められるのか、それとも「革新」を求められるのかを見極めてから行動すべきであった。
  • 【年収600万円~】消消防設備業界への入社6年目以降は組織内でリーダーシップを発揮して成果を収める中級の内容も継続しつつ、「社会公共の福祉の増進」が達成される様な動きを志向して少しでもマシな状態で次世代にバトンを繋げる為に仕事をすることを提案していた。
  • この記事を書いた人

管理人

【経歴】鈴鹿高専材料工学科 ⇒ 静岡大学工学部(3年次編入学) ⇒ 院 ⇒ 鈴与㈱ ⇒ 某A防災㈱ ⇒ 青木マーケ㈱※独立
【保有資格】消防設備士全類・危険物取扱者全類・第二種電気工事士・工事担任者(AI・DD総合種)・第三種電気主任技術者
【主な活動】月刊誌「電気と工事(オーム社)」コラム執筆・ブログ(月間40万PV)・YouTubeチャンネル「強欲な青木&消防設備士」の動画作成

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