


「6K」とは‥
「6K」は、一般的に負担が大きいとされる職業を指す言葉です。
「3K」との違いは、「きつい」「きたない」「危険」の3つに加え、「帰れない」「厳しい」「給料が安い」の3つを加えた点にあります。このうち「帰れない」「厳しい」「給料が安い」は、「格好悪い」などに代わる場合もあります。
以下の様な読者を想定します。
- 消防設備士として働く覚悟をしたい人。
- 消防設備士が、どんな仕事をしているか知りたい人。
- 消防設備士が「誰でも、楽して稼げる」と思っている人。
一般的に消防設備士の年収は250~400万円位が相場です。
自分の市場価値を “ミイダス(※無料)” 等を用いて診断し、結果が400~500万円であった方は他の就職・転職先オファーも検討してみることをオススメします。
ちなみに管理人の市場価値は「6272社から、平均677万円の年収オファー」でした。
>>【参考】ミイダス公式ページ
現役の消防設備士である管理人が、内情を包み隠さず公開します。
より好条件を提示してくれる会社で働きたい方は、どうぞ最後まで読まれることをオススメします。
#消防設備士 やめとけ
#消防設備士 きつい
消防設備士の業務内容として、普通に力仕事が含まれる場合が多々あります。


何気ない日常業務にも、力仕事が含まれる可能性があります。
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700角の避難ハッチを設置した事例
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#消防設備士 きたない
特に消防設備士の “工事” についてはバリバリ建設業なだけあって、世間的に汚いとされる作業内容が含まれます。





#消防設備士 危険
消防設備士の職場として「工事現場」が挙げられ、そこには “安全第一” と掲げられてられている通り安全でないケースが多々潜んでいます。




新築工事現場などでは、高所まで組まれた足場の上で作業をすることがあります。
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【8F建て】連結送水管の新設工事【設置基準】
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#消防設備士 帰れない
消防設備士の業務には所轄消防署へ届け出る「書類作成」も含まれ、現場が終わってから着手してしまうと帰宅時間が遅くなる場合があります。




今後、DX化の流れで書類業務の効率が改善される可能性があります。
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【課題】予防行政の電子化について消防設備士が考えてみた【DX】
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#消防設備士 厳しい
消防設備士は “お客様” と “消防” の間で板挟みになる為、精神的にも追い込まれることがあります。




特に工事現場における多重下請け構造内で消防設備士の立場は弱いですから、元請け側から厳しい仕事を要求される場合があります。
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防災屋(消防設備士)が現場で必要とされる理由を解説!
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#消防設備士 給料が安い
消防設備士は業界・市場構造的に比較的薄給であることは、前記事 “現役消防設備士が語る転職市場のリアル” でも述べた通りです。




給与水準はズバリ “業界” で決定するので、高給を取ることを優先したい人は歩合制の不動産会社や製薬会社みたいなとこを狙った方がいいです。
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現役消防設備士が語る転職市場のリアル
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自分の市場価値を把握しておこう!
自分の市場価値を知っていれば、より最大限の力を発揮できる業界に身を置ける(≒給料も上がる)でしょう。
例えば、今は「自分の市場価値を測定できる転職アプリ」の “ミイダス” (※無料!)ってのがあります。
>>【参考】ミイダス公式ページ
実際に管理人がミイダスで市場価値を診断した模様(所要時間5分くらい)と、その結果を公開します。
簡単な情報を入力していきます。
計20回程度の診断項目に回答していきます。
所要時間は5分あれば結果が出ます。
キーワードのみで、資格も簡単に入力できます。
デン!
管理人の市場価値は、6272社から平均677万円の年収オファーでした。
具体的な企業オファーを見る為に、メールアドレスもしくはFacebookで登録します。
管理人は仕事探しを「急いでいない」ですが、自由に選ぶことができます。
オファーを確認する準備が整ったので「ミイダスをはじめる」をクリック。
担当者からオファーの連絡を受け取るかどうかも選べます。
自分の市場価値に適したオファーの一覧を見ることができるようになりました。
>>【参考】ミイダス公式ページ
もし、消防設備士よりも給料が高いオファーが見つかったとして、それでも消防設備士になる動機はありますか?
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以上、消防設備士の仕事にまつわる本当の話をしてみました。


他のブログもチェックして頂けると、自分が消防設備士に向いているかどうか分かるかも知れません…。
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消防設備士に向いていない人の特徴3つ
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◎ まとめ
- 「6K」とは「きつい」「きたない」「危険」の3つに加え、「帰れない」「厳しい」「給料が安い」の3つを加えた点を言葉であり、消防設備士の実務内にある6Kについて言及していた。
- 消防設備士は「きつい」力仕事をし、世間的に汚いとされる土木作業や埃まみれの天井裏に入り、危険と隣り合わせとなる「工事現場」が職場として挙げられた。
- 消防設備士は書類作成もすると「帰れない」状態になることがあり、精神的にも追い込まれる “お客様” と “消防” の間で板挟みになって「厳しい」思いをし、業界・市場構造的に比較的「給料が安い」状況で働いていた。